PDCAについて

長期間放置しておくのは良くない

コーポレートサイト制作をするのには、コストも時間もかかります。完成するまでが大変な反面で、いったん完成してしまえば、後はそのまま放置してしまう人も多いでしょう。これまでコーポレートサイトがなかった企業なら、開設したということで安心できる面もあるかと思います。

しかし、コーポレートサイト制作をした後、放置してしまうのはあまりおすすめできません。通常は制作時点での企業内の状況や世の中の動向に最適化した内容になっていますが、時間の経過とともに、状況が変化していきます。制作時点で人気の絶頂だった製品が、しばらく経過すると、下火になってしまっていることもあるかもしれません。また、検索エンジンによる評価や閲覧者の滞在時間や回遊率なども変化してきます。

そのため、アクセス数が減少しているのであれば、その原因を究明しましょう。定期的にアクセス解析のデータをチェックし、PDCAを回すことが大切です。その上で改善のための計画を練る必要があります。

PDCAを回すことで期待できる効果

PDCAというのはPlan、Do、Check、Actionの頭文字を取ったものです。最初に計画を立ててから、その計画を実行します。それから、計画通りの効果が得られているかどうかを評価し、最後に改善策を練るという具合です。その改善策をもとにして、再び計画を立てて、実行、評価、改善というプロセスを繰り返していきます。

PDCAは、もともとアメリカで1950年代に提唱されたものです。現在ではコーポレートサイト制作を含め、ビジネスの分野で幅広く取り入れられています。

コーポレートサイト制作において、PDCAの手法を取り入れる際には、アクセスデータの収集が重要になってきます。Webサイトのアクセスデータは、専用のツールで収集できるため、何か1つ用意しておきましょう。コーポレートサイト制作を外部業者に依頼する場合には、業者の方で用意してくれることもあります。

また、目標を数値で明確に定めておくことが大切です。そうすれば、評価も定量的に行えるでしょう。改善策も立てやすくなります。